
こちらの記事は、このような方におすすめです。
・読書を「面倒くさい」と感じている方
・宿題や課題での「読書感想文の書き方」が分からない方
・読書に関する「新しい視点」を身に付けたい文系女子&文系男子の皆さん
皆さんは学生時代、どんな科目が得意でしたか?
この記事を書いている私は数学が好きな、典型的な理系人間です。
なので文系科目が得意な方を羨ましく感じることも多々あったのですが、同時に「どうやったら読解力が身につくのかなぁ?」と思ったこともありました。
そのような思いを解決する「きっかけ」にもなりそうなのが、今回の記事でご紹介する動画チャンネル「文学YouTuberベル【ベルりんの壁】」です。
この記事の目次
- 文学YouTuberベル【ベルりんの壁】とは?
- 「文学YouTuberベル【ベルりんの壁】」を見て興味を持った点
- その1:多くのインプットを土台としたアウトプット
- その2:書評動画とライブ動画の相乗効果
- 全体的な感想
- 追記:ベル書店に行ってきました!
文学YouTuberベル【ベルりんの壁】とは?
「文学YouTuberベル【ベルりんの壁】」とは、文学YouTuber「ベル」さんによる動画チャンネルの名称です。
映画「美女と野獣」の登場人物がそのお名前の由来になっているというベルさんが公開する動画は、書籍のレビュー(書評)や朗読のコーナーを中心に、美術館散歩やピアノ、フルートの演奏のほかにも、東京大学の学生さんとコラボした企画などもあります。
私が「文学YouTuberベル【ベルりんの壁】」のYouTubeチャンネルを拝見するきっかけになった書評動画では、ベルさんご自身で読み込んだ感想を話してくださるからというのはもちろんとして、一言一言を丁寧にしっかりと話してくださるので、言葉の「力」を感じます。
「もしかしたら、動画を収録する前にシナリオをしっかり作っていらっしゃるのかな?」
という想像もしてしまうほど。
また、動画での見せ方も秀逸で、毎回の動画で見せてくれる視聴者定番のパフォーマンス「ごきげんよう…、ベルです。」という、髪をファッとするアクションも大人気です。
(※先日、この「ごきげんよう…、ベルです。」だけを集めた動画をアップしてくださいました。順調に再生数を伸ばされているようです。)
さらに、私にとっては意外だったのですが、ベルさんによる自虐的なジョークも人気の秘密のようでした。
例えば、こちらの動画の終盤の一言などですね(^^)
この他にもベルさんは、読書や文学をテーマにした動画をアップロードされています。
「文学YouTuberベル【ベルりんの壁】」を見て興味を持った点
その1:多くのインプットを土台としたアウトプット
「文学YouTuberベル【ベルりんの壁】」の書評動画が単に読書感想動画で完結していないのは、ベルさんの知識や思考の土台がしっかりしているからなのかも知れないと考えています。
もともと、いち個人として様々な知識や教養をインプットされてきたご経験をお持ちなのか、
「この本を読んで私はこう思う」
というアウトプットの部分に対する説得力を感じて、それが動画に引き込まれる要素の一つになっていると分析しています。
例えば堀江貴文さんと落合陽一さんの共著「10年後の仕事図鑑」でも、ベルさんに「働く」という事に関するご自身なりの考えがもとからあったからこそ、あのような感想が述べられるのかなと思いました。
私も「10年後の仕事図鑑」を読んだことがあるので、よけいにそう感じたのかも知れません。
その2:書評動画とライブ動画の相乗効果
「自称・お酒が飲めるJK」と言っているところから、ベルさんが20歳以上であることの推測は難しくありません。
一方で、そのほかのプロフィールには謎めいたところもあり、そこが視聴者の方々にとって「ベルさんの動画をもっと見たい」という興味のきっかけになっているのかなと感じました。
「文学YouTuberベル【ベルりんの壁】」のチャンネルでは、ときおり1時間から2時間程度のライブ配信をすることがあります(2019年1月現在)。
私にとって印象的だったのは、書評動画とライブ動画との印象が少し異なるように見えた点です。
芸能人の方の番組で例えるならば「収録と生放送の違い」というより「テレビ番組とラジオ番組の違い」のようなものに私は見えました。
普段の書評などではしっかり作り込まれて収録された動画が公開される一方、ライブ動画では視聴者の方々からのメッセージを紹介してくださったり偶然発生したハプニングも楽しんでしまったりなど、うまく切り替えられているのかなと思いました。
そして、例えばライブ動画でのノリの良さをきっかけに
「書評動画も見てみたい」
と引き込まれたり、逆に書評動画を始まりとして
「こういうパーティっぽい動画を配信してくれることもあるんだなぁ」
と、人となりを感じたりする方もいるのではないでしょうか。
そして、それらの相乗効果が順調にファンを増やしている理由なのかなと、いくつかの動画を拝見して思いました。
全体的な感想
私は文系より理系科目が得意でした。
大学入試ても、国語の点数はあんまり伸びませんでした。
でも、「文学YouTuberベル【ベルりんの壁】」のチャンネルでは、文系が苦手という方でも楽しめるコンテンツが見つかるかもしれません(^^)
個人的には、
「高校の現代文の先生に、こういう人がいて欲しい」
とは、あまり思いませんでした。
それよりは、むしろ、
「大学の人文科学系の一般教養科目で、ベルさんが先生として講座を開講してくださっていたら、受けたかったなぁ」
という感想を持っています(^^)v
なお、ベルさんに関してはこのようなテキスト中心の記事も公開されています。
こちらの記事で紹介されている出来事もベルさんの今につながっていると考えれば、公開されている動画のそれぞれに「深さ」のようなものを感じてしまいます。
ベルさんの動画チャンネル「文学YouTuberベル【ベルりんの壁】」はこちらのリンクからご覧いただけます。
下記はベルさんの公式サイト。
動画で紹介されていた書籍を公式サイトでより詳しく紹介されていたり、イベントのご案内をされていることもあります。
ベルさんのSNSアカウントは下記です。
追記:ベル書店に行ってきました!
2019年の1月某日、秋葉原で開催されていた「ベル書店」というイベントを見に行ってきました。
詳細は下記のリンクからご覧ください(^^)
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